クリスチャンボルタンスキーの回顧展を見て
ボルタンスキーさんが日本での展覧会を行う上で
「会場全体を展覧会と見立てて作品を飾りたい」と。
自分の作品を個々として考えるのではなく、自分が作った作品を飾る場所をも自分の作品にしてしまう斬新さ。
空気感も作品の一部として捉えているところにこだわりを感じた。
ボルタンスキーさんは自分の生き様を作品に投影させ、生や死、存在という抽象的なものを形にしていた。
自分の生きてきた証が、作品になったり形になったりするのって良いなと思った。