小笠原先生との話①(表現することは人に生きる意味を与える)

 

白鴎大学 経営学部 教授 小笠原伸先生とご縁があり、お話しさせていただく機会をいただけた。

 

これから書くことは、空気に消えていってしまう話し言葉を急いで言語化し、記録したものです。たぶん6本くらいの連載になると思います。お付き合いください。

 

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現場に、"障害によって一般の人より長く生きられない子"がいるっていう話をしたとき。

 

小笠原先生(以下略)「その子よりあなたが長く生きられる保証はどこにもないよね。なんなら、どの人も明日生きているとは限らないよね。その点ではみんな一緒。」

 

教育の意味ってなんだろう、と。

 

「人生には他にもこんな楽しいことがあるんだってこと、オルタナティブが必要なのでは。」

 

今はひとりでゲームをしている時間が楽しいかもしれない。でも人生にはこんな楽しいこともあるよ、プロ野球が面白いよとか、こんな映画が面白かったよとか。

 

そんな話をしながら、他者と関わることの楽しさというか充実感というか…を知ってほしいなと。もしかしたらその子にとってはお節介なことかもしれないけれど、人生を豊かにしていく楽しみを知った上で自分で選んで欲しい。

 

「大学の同期や先輩後輩とで集まって、亡くなった恩師のことを"あの先生の課題は辛かった、酒癖が悪かった"みたいな話をするときがあるけれど、これはとても嬉しい限り。亡くなってもなお教え子の中で生き続けている。」

 

自分が死んでも自分のことを思い出してくれる人がいることってすごい嬉しいことで、だから表現することは人に生きる意味を与える。

 

これもオルタナティブ

 

自分にしかできないことがある、ってことに気付いて、障害と向き合って手記を書き、後世に語り継ぐことだってできる。

 

オルタナティブ

 

 

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