学校での日々の記録
障害の重い子どもたちにとって、日々の記録をつけることはとても重要である。
彼らは日々刻々と成長しており、それを私たちが見過ごさないようにしなければならない。
今年度はA41枚に3人分を1週間(5日間)書き留めたが、それが指導に生きたかと聞かれると微妙である。
それよりも給食(どれくらい食べたか)や排せつ(どのタイミングでトイレに行ったか)の記録の方が役にたったと思う。
というのも、給食や排せつの記録は、クラス周りの教員がいつでも確認できてチェックすることができたからだ。
記録をつけていくと、長期的なスパンで彼らの傾向を見ることができる。
それを複数人で確認し合えたのは良かった。
日々の記録も複数人で確認して、彼らの課題を教員それぞれが理解している状況を作り出せれば、活きる日々の記録がつけられそう。
あわよくば、それを見れば引き継ぎもできちゃうような万能な記録をつけたい。
第52回わたしの教育記録で入選された「医療的ケアの子どもに対する手立ての一つとして」(群馬県太田市立太田養護学校 神沢博之)の”睡眠の記録をとる”というのも使えそうだと思った。
「これからの幼児教育」の「2010年秋号 はじめよう! 園内研修 無理なく継続できて、要録作成にも役立つ「保育記録」レベルアップ研修」のページにで取り上げられていた園の見取り図に書いていくのもいいなと思った。
4月は試行錯誤の月にしたい。