ほくそんの備忘録

日々流れてしまう言葉を書き留める備忘録

小笠原先生との話②(自分の感情と向き合う)

 

現場にいる子のことを話したとき自然と涙がこぼれた。格段その子と親しい訳ではない。ただ"障害によってあまり長く生きられない子"という事実が心を揺さぶった。

 

私だって明日生きているかどうか分からないし、私がその子のことを思ったところで格段何かが変わる訳でもない。こんなに思い詰める必要もないし、涙を流す必要でもない。

 

でも自然と涙が流れた。

 

自分でもびっくりした。よく分からなかった。自分の無力さに涙が出たのか、その子のことをかわいそうだと思ったのか。

 

「真面目に考えすぎでは。自分で抱え込んでもあまり意味のないことだってある。もっと外を見てみても良いのでは」

 

もうほんとにその通りだと思います。

 

「人は疲労で病むんじゃなくて、ストレスで病むんだよ。急に朝布団から起きれなくなったり、血尿が出たりする。無意識にストレスにやられている。」

 

でもこの感情は忘れたくないなと。

でも流せるものは流して自分の心の平常は自分で保っていきたいと思います。

 

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小笠原先生との話①(表現することは人に生きる意味を与える)

 

白鴎大学 経営学部 教授 小笠原伸先生とご縁があり、お話しさせていただく機会をいただけた。

 

これから書くことは、空気に消えていってしまう話し言葉を急いで言語化し、記録したものです。たぶん6本くらいの連載になると思います。お付き合いください。

 

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現場に、"障害によって一般の人より長く生きられない子"がいるっていう話をしたとき。

 

小笠原先生(以下略)「その子よりあなたが長く生きられる保証はどこにもないよね。なんなら、どの人も明日生きているとは限らないよね。その点ではみんな一緒。」

 

教育の意味ってなんだろう、と。

 

「人生には他にもこんな楽しいことがあるんだってこと、オルタナティブが必要なのでは。」

 

今はひとりでゲームをしている時間が楽しいかもしれない。でも人生にはこんな楽しいこともあるよ、プロ野球が面白いよとか、こんな映画が面白かったよとか。

 

そんな話をしながら、他者と関わることの楽しさというか充実感というか…を知ってほしいなと。もしかしたらその子にとってはお節介なことかもしれないけれど、人生を豊かにしていく楽しみを知った上で自分で選んで欲しい。

 

「大学の同期や先輩後輩とで集まって、亡くなった恩師のことを"あの先生の課題は辛かった、酒癖が悪かった"みたいな話をするときがあるけれど、これはとても嬉しい限り。亡くなってもなお教え子の中で生き続けている。」

 

自分が死んでも自分のことを思い出してくれる人がいることってすごい嬉しいことで、だから表現することは人に生きる意味を与える。

 

これもオルタナティブ

 

自分にしかできないことがある、ってことに気付いて、障害と向き合って手記を書き、後世に語り継ぐことだってできる。

 

オルタナティブ

 

 

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リップケア、ハンドケア

 

冬になると毎年乾燥が気になる部分。

 

唇と手。

 

手は、寝る前にハンドクリームを塗って手袋をして乗り越えてきた。最近は日中もこまめにハンドクリーム。手を洗ったらハンドクリーム。

 

 

問題は唇である。手が余るとすぐ唇の皮をむいちゃう。ダメだと思いながらもやっちゃう。あ〜

 

リップケアを本気でやろうと決意し、ここに書こうと思ったのは、リップのノリがその日の調子を左右することが分かったから。1日でも多く気分の上がる日にしたい。自戒のため。

 

さあがんばろう。

 

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モノを少なく持ちたい

 

身軽に生きたいと思って、ちょこっとずつ洋服靴紙思い出の品々等を厳選して捨てた。

 

ものを手放していくと、いざモノを買うってときに、ほんとに欲しいものかなぁ、ずっと持ち続けていたいかなぁと考えるようになった。

 

捨てるときにもったいないなぁと感じてしまうほどの回数しか使えないのなら、手にしたくない。

 

捨てて捨てて、買って…ってやっていき、気づいたこと。「行動」することで自分の「思考」に変化が見られるようになってそれを自覚できたこと。

 

良き良き。

 

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なんかな〜という話

 

職場で、奈良の女子高生が自殺の様子をツイキャスにあげるという事件の話が挙がった。

 

「場合によっては自殺予防教室等を開いたり、死にたいと思ったら先生に言うよう呼び掛けたりする」などの話があったがそれは本当に問題の解決になるのか?と。

 

生きているだけで価値があること。世界にはいろいろなことがあること、選択肢が死だけではないこと、私たちが見ている世界はほんの少しであること。

 

日常から伝えることができる。日常から始められる。そういうところからでは?

 

久々にしんどい話を聞いた。

 

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"半紙を一枚一枚重ねていく感じ"

 

去年初任者の担当をしてくださった先輩が教えてくれた言葉。

 

障害の重い子は繰り返し繰り返しやるやって、支援者の支援に慣れていって、動きが分かって、動きを覚えて自分でできてくる。

 

だから毎日"半紙を一枚一枚重ねていく"ように繰り返し繰り返しやっていく。

 

これってそのまま私にも言えるのでは?と思って備忘録に書き残している。毎日繰り返し繰り返しやることで積み重なる。習慣って改めて大切だと思う。

 

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冬の装いについて考える

 

空気が冬に変わってきている。

次の季節の装いを自然と考える。

 

コート、スカート、パンツ、アウター、タイツ…冬は着るものが多い。しかし寒さ対策を優先すると装いがワンパターンになる。

 

今年は色んなバリエーションの装いをしたい。自分を魅せてくれる装いを探したい。

 

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